米ぬか化粧水の作り方

化粧水の基礎知識

 

 

化粧品の中でも基礎化粧品のひとつとなるのが化粧水です。女性ならいくつかはきっと持っていると思いますが、化粧水は皮膚を保湿して整えるのが主な目的ですが、もともとは化粧に使う水のことだったようで、日本で化粧水が登場した江戸時代には、メーキャップ化粧品となる白粉の溶き水だったとされています。

 

一般化粧水は柔軟化粧水とも呼ばれていますが、化粧水といえば普通はこれを指しています。主に洗顔後の肌に使用して潤いを与えて肌荒れを防ぐわけですが、その内容は約80%の水、約10%のアルコールをベースに、グリセリンなどの保湿成分、乳化剤、香料、防腐剤などとなっています。

 

最近はいろいろな訴求ポイントを持つ製品も多く、コラーゲン、セラミド、ヒアルロン酸、ローヤルゼリー、アミノ酸、ビタミンなどを保湿剤、整肌剤として配合していますが、アルコールに敏感な人もいるので、ノンアルコール化粧水もかなり普及しています。

 

最近特に注目されているのが美白化粧水で、これは肌に水分を与える効果に加えて、しみ、そばかす、日焼けを防ぐ効果を持たせています。ただし、アルブチン、ビタミンC等を美白成分として配合しても漂白作用があるわけではなく、これは紫外線による日焼け、しみ、そばかすを防止する作用を長期間かけて成果にしていきます。

 

ハイドロキノンなどは漂白作用があり、直接的にしみ、そばかすを薄くするとされています。

 

また、こうした効果の化粧品と対極にあるのが自然派の化粧水ということで、これを支持する人もかなり増えています。米ぬか化粧水など植物性化粧水はその代表といえます。