米ぬか化粧水の作り方

米ぬかで自然派化粧水

 

 

植物性化粧水は、昔ならへちま水の化粧水が定番でしたが、これは植物から採取される液体(エキス)を化粧水として使用している製品となります。

 

ただ最近では、植物成分によって肌に潤いを与える効果を訴求するもの全般が植物性化粧品とみなされているようです。昔ながらのへちま水も根強い人気がありますが、他にもアロエ、クインシード、きゅうり、レモン、米ぬかなどの成分を配合する製品がいろいろ登場しています。

 

天然のヒアルロン酸ということでハイビスカスの葉に含まれるエキスなども無添加化粧水として発売されています。

 

このように植物性化粧水は基本的に肌に優しい点をアピールした製品が多くなっているのが特徴だと言えますが、植物性化粧水であり自然派化粧水として多くの人に支持されているのが米ぬかを原料とした化粧水です。

 

米ぬか原料は自然派で肌に優しいのに、幅広い肌の悩みにも対応している点が人気となっているようで、米ぬかの効果は古くは江戸時代から利用されていました。

 

ちなみに米ぬかの「ぬか」は「糠」のことで、これは穀物を精白した時に出る果皮や種皮、胚芽などの部分のことで、特に日本では米から出るものが一般的によく知られているので、「米ぬか」を代表して「ぬか」と呼ぶ場合が多くなっています。

 

「ぬか」は油分が多いので「米ぬか油」を絞ったりもしますが、何といっても栄養価が高いので、漬物の一種となる「ぬか漬け」の「ぬかみそ」に使用されているのが有名です。

 

また、精白をしない玄米で食べることも増えてきています。この価値ある米ぬかを美容に活用しているのが米ぬか化粧水ということになります。